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仕事観について

もう今年も残りわずかとなりました。

最近ありがたいことに仕事が忙しかったのですが、この度久しぶりに転職することになり、今絶賛引き継ぎのために今までやっていたことのまとめなどをやっているので、今までの自分と仕事との関わりについて振り返る機会がありました。

 

振り返って考えてみると、わたしという人間は「ご縁」でしか仕事をしてきていないし、これからも多分できないんだなあ。

 

仕事とわたし:就職編

わたしの場合、ごく一般的なルートとは少し外れていて、大学生の就活時期に内定が決まった会社へは入らなかったのですね。

なぜかと言うのは当時のわたしにもう聞くことができないので「今思いかえしてみれば」という話しかできないのですが、

短絡的な思考と概念的思考がありました。

 

短絡的な思考(就職=めんどくさい)

・毎朝早起きするのは想像するだけで辛い(ダメ人間)

・長期的な旅行に出かけるというプランがあって、就職してしまうとそれをやめなければいけないから(ダメ人間)

・金髪や長い爪をやめたくない(ダメ人間)

 

■概念的な思考(就職=今すぐしなくてもいいもの)

・意外と内定って取れちゃうものなんだな。(またいつでも取れる=いま取らなくても良い※勘違い

・ウチの親は真面目に就職しろと言うタイプの親ではない。(しろと言われる友人に比べて「ゆるい」気がする=恵まれている環境を活かすべき※勘違い)

 

結果

そんな激甘な思考回路で、さほど悩むこともなく就職をやめ、1年くらいバイトをしたり海外旅行に行ったりしてぶらぶらしていました。

「今思えば」あの頃のわたしが社会人になっても、ちゃんと使い物になる社員になれていたのかは超疑問。あのときわたしに内定を出した会社さんたちの名前は書きませんが、危機回避できたと言っても過言ではないかもしれません。

(中にはその後予期せずお世話になった先もあるのですが、担当者の方はとても素晴らしい優秀な方だったので、この人に迷惑をかけずに済んで良かったな〜と思ったりしたことも。)

 

のほほんと1年を過ごしたわたしはある時気づきました。

「あれ?フリーターって、そんなに楽しくないかも。」と…!

気づくのが一般的なルートをちゃんと辿れるマトモな人より、少し遅かったようです。

 

思う存分、社会人としてあるまじき生活スタイルをし尽くした結果、「もういいや」と思ったのでした。きっとマトモな人には笑われてしまうけど、わたしにとっては「もういいや」っていうのが、大事なことでした。

 

仕事とわたし:仕事を始める編

そんなこんなで、さてわたしも仕事をしよう!と思いました。

新卒+1歳の時期ですので、とりあえずバイトを辞め、姉の家に家賃5万円で居候をしながら、就職活動を始めました。

 

就職活動の間、バイトでなくてインターンとかしてみたら?というアドバイスをもらい、とあるwebサービスを運営しているスタートアップの会社さんでインターンも始めることに。

そうしたら、途端にそれが楽しくなってしまいました。

すぐにそのまま就職活動を辞めて、そこに居座っちゃった。そこにいたのは1年ほどで、最初月給は20万とか。それでも毎日朝から遅い時間まで、楽しくフル稼働して満足していました。

あれ?終電が…となる日も多かったし、休日という概念はあまりなかったように記憶しています。

それまでの1年余りのフリーター満喫生活で、「ゆるい」生活に満足しきったわたしは、今度はフル稼働することに喜びを見出したのですね。

こうやって書いていると、改めて自分の「流れに身を任せて生きる」面がわかりすぎてつらいw

 

仕事とわたし:フリーランスになる編

そうこうしているうちに

一人暮らしも始め、会社外の知り合いも増えました。仕事でもSEOを熱心に研究したりプログラミング言語の勉強を浅く広くしたりして、わからない単語やとんちんかんなミスが減り、ディレクターとして少しずつ使えるようになっていったと思います。プロジェクトの進め方や優先順位の決め方、ワイヤーの書き方、仕様書を作ったりする作業のマナーもこのころ覚えたはず。

それだけでなく小さな会社だったので営業も経理も事務も、買い出しやイベントの準備などなんでもやっていました。

 

転機となったのは

同時に2件の転職のお話が来た数年前の冬です。その時わたしはコンテンツチームのリーダーをしていて、部下というか後輩というか、メンバーが5人ほどできた時期でした。

そんな時、社外の知人からたまたま同時に「うちに来ない?」と言ってもらったのです。

それぞれ全く別の業種の企業。一つはアパレル系のブランドで、ネット事業に力を入れたい他、まだ小さな組織なのでなんでもできる社員が欲しいとのこと。もう一つはコンサル系。新しく会社を設立する中で、自社運営メディアを運営するディレクターが欲しいとのことでした。

 

今思えば

おそらくですが、毎日フル稼働することに喜びを見出している若い女の子、給料の額なんてどうでも良さそうで、楽しそうになんでもやっている姿勢は、小さな企業からすると割と欲しい人材だったんだろうなー、と思います。

結構、まだ何がやりたいかわからないけど、ネットで何かやりたいって会社さん多いし、規模が小さいとどんな人がいるかによって事業が成長していく側面って無視できないんですよね。

起業まもないところって、なんでも快くやってくれて、かつ安く雇える人材って重宝しますよね。わかるわかる。

 

当時のわたしは悩みました

どうしよう、せっかくこんな何も実績のないわたしに声をかけてくれたのだから、両方やりたい。でも2社に入社することはできない。どうしよう…。

悩んで相談した先輩に、「フリーランスになって、両方から案件受注したら?笑」と助言をもらい、「なるほど、その手があったか★」ってことで、今に続くフリーランス生活がスタートしました。

 

その後

その時の2社の案件はもうとっくに手放しているのですが、どっちも最初は難航して泣きそうな日もあったのを覚えています。

それまで、フル稼働して頑張ればなんでもなんとかなる!という脳筋タイプの信条を持っていたわたしでしたが、単純に言って週の半分しかいられない場所でプロジェクトを進めるためには、そのままでは円滑にいかなかったのです。

仕事のやり方とか目的とすることとか、仕事の意義について改めて考えまくった時期でした。

「いざとなれば、自分で全部の作業をこなせばなんとか間に合う」計画なんてクソの役にも立たないのだと思い知り、自分でなんとかするなんて力技は普通通用しないのだと理解しました。

それから数年が経ち、今では自分の上限は一度に3案件まで。内容によっては細かい案件は切って、1件に集中する。という自分ルールが出来上がっています。

 

仕事とわたし:現在、転職する編

そして今に至るのですが、今回転職(就職?)する先は今までいたWEB制作現場とは全く異なる業界なので、久しぶりに脳筋時代のわくわくを思い出しています。

スタートは来年の1月から。(今はブログ書いてる場合じゃなくて引き継ぎに専念しなくちゃいけないんだ…!!)

 

そして冒頭に書いたように、転職のきっかけはお声がけいただいたこと。

わたしってつくづく、「ご縁」でしか仕事ができない人間なんだなあと、しみじみ考えています。

 

もっと「ご縁」を大切にしなくてはいけない。なんて書くと何かの宗教みたいだけど。